石光商事、12月の単独売上高0.4%減 食品部門が減収、コーヒーなど好調も

 コーヒー豆や食品を卸売りする石光商事が15日に発表した同社単独の12月の月次売上高(速報)は、前年同月比0.4%減の40億500万円だった。2カ月ぶり前年同月を下回った。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に外食の利用を自粛する動きが広がった影響が出た。外食向けの業務用食品が苦戦した食品部門は減収。コーヒー・飲料部門の伸びで補えなかった。

 事業部門(セグメント)別では、コーヒー・飲料部門の売上高が同5.5%増の11億5100万円、食品部門は7.2%減の24億4900万円だった。日本の食品を輸出する海外事業部門は38.6%増の4億400万円と、引き続き前年同月を上回って推移した。

 同時に開示した期初からの累計(4〜12月)単独売上高は、同社全体(単独)が前年同期比5.6%減の275億1200万円になった。セグメント別ではコーヒー・飲料部門が3.8%減の85億7100万円、食品部門が9.9%減の160億9400万円、海外事業部門が18.8%増の28億4700万円だった。

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