トーホー、12月の売上高14.6%減 新型コロナで再び外出控える動きが影響

 トーホーが発表した12月の売上高動向は、全店全業態ベースで前年同月比14.6%減になった。10カ月連続で前年同月を下回った。11月(16.9%減)に比べると減少率はやや縮小した。主力の業務用食品卸売り(DTB)は19.9%減と、わずかながら2カ月連続で減少率が拡大。新型コロナウイルスの感染者数が再び増加していると伝わったことで、不要不急の外出を控える動きが改めて広がり、外食需要が弱まった影響を受けた。

 「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は6.1%減。新型コロナの影響で客数減が続いた。販促の見直しによる客数減の影響などで「トーホーストア」の食品スーパー事業は2.2%減だった。フードソリューションは、建設関連子会社で月内完工が増えたことなどから4.8%増だった。

 既存店ベースでは、C&Cが5.7%減、食品スーパーは2.2%減だった。食品スーパーはトーホーストアの店舗数に異動がなかったことで、同事業全体と既存店の動向が一致する。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告