住友ゴム、バドミントン用品の製造販売に参入 「ダンロップ」ブランドで7月発売

 住友ゴム工業は12日、バドミントン用品の製造販売に参入すると発表した。「ダンロップ」ブランドの製品を国内で企画し、日本を含む世界に展開する計画だ。7月から順次販売を始める。商品の詳細は5月ごろに発表する予定としている。ラケットを使うスポーツの事業拡大をめざす一環として取り組む。販売目標などは明らかにしていない。

 ダンロップブランドのバドミントン用品は、これまでもライセンスを取得した海外メーカーが企画・製造したものなどが流通してきた。当面はこれらと共存する形で、バドミントン製品を自前でも製造。テニスやパデル、スカッシュなどのラケットを使う他のスポーツとの相乗効果をねらう。

 住友ゴムは2017年4月に、英国の旧Sports Direct International(スポーツダイレクトインターナショナル)から、海外のダンロップ商標権、ダンロップブランドのスポーツ用品事業、ライセンス事業を買収した。それまで保有していた国内のライセンス等も合わせて、スポーツ分野では全世界でダンロップブランドを使えるようになっていた。

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