川重、米国で初の航空機部品ラインを設置 米ボーイング向け貨物扉
- 2017/05/19
- 23:09
川崎重工業は19日、米国の現地法人が運営するリンカーン工場(ネブラスカ州リンカーン市)で、同社としては初めて米国に航空機部品の製造ライン(写真=川重の発表資料より)が完成したと発表した。開所式を米国時間18日に開催した。米ボーイングの最新機種である「777X」向けの貨物扉を製造する。今月から試験製造を開始し、今秋には本格稼働させる。
新興国で航空機需要が拡大しているのを受けて、川重が製造する航空機部品の需要が増加したのに対応する。製造ラインには繊細で正確に塗装できる自社開発の塗装ロボットや、びょう(リベット)を打てる範囲が広がったオートリベッターなど、最新鋭の機材を投入して効率化した。今後は777Xの胴体を製造する名古屋第1工場と同様に、情報通信機器への投資も積極化する。
リンカーン工場は1974年にオートバイの工場として設立し、現在は水上バイク「ジェットスキー」や鉄道車両など幅広い製品を製造する。今後は米国での航空機部品の製造拠点としても、製造工程を充実させる計画としている。
新興国で航空機需要が拡大しているのを受けて、川重が製造する航空機部品の需要が増加したのに対応する。製造ラインには繊細で正確に塗装できる自社開発の塗装ロボットや、びょう(リベット)を打てる範囲が広がったオートリベッターなど、最新鋭の機材を投入して効率化した。今後は777Xの胴体を製造する名古屋第1工場と同様に、情報通信機器への投資も積極化する。
リンカーン工場は1974年にオートバイの工場として設立し、現在は水上バイク「ジェットスキー」や鉄道車両など幅広い製品を製造する。今後は米国での航空機部品の製造拠点としても、製造工程を充実させる計画としている。
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