和田興産、3〜11月期の純利益84%減 前期に高額物件を引き渡し

20210109和田興産決算

 マンション開発の和田興産が8日に発表した2020年3〜11月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比84%減の2億7800万円になった。主力の分譲マンションでは引き渡し戸数が前年同期をやや下回る程度だった。だが前年同期は「ワコーレ・ザ・神戸トアロード」など、高額物件の引き渡しがあった反動で減収になった。今期は大型物件の引き渡しを12月以降に控えているのも影響した。

 売上高は27%減の234万円、営業利益は58%減の12億円だった。新型コロナウイルスの緊急事態宣言が出た20年4〜5月にはマンションギャラリーを閉鎖したが、再開後は来場者の数も堅調に推移。低金利など住宅取得環境が維持されたことで、主力の分譲マンションの販売は大きな影響が出ていないという。3〜11月期の契約個数は前年同期比5.8%減の438戸、引き渡し戸数は前年同期比5.6%減の421戸だった。

 21年2月期通期の単独業績予想は据え置いた。税引き利益は前期比5%減の17億円を見込む。期末に35円を配当する計画も維持した。

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