川重が続伸、昨年来高値を更新 「脱炭素」手がかりにコロナ前を回復

20191231神戸株ワッペン

終値 2463円 +112円(+4.76%)

 7日の東京株式市場では川崎重工業(7012)が続伸。一時は前日比155円高の2506円まで上昇し、2020年1月21日以来ほぼ1年ぶりに昨年来高値を更新した。世界初の液化水素運搬船を同社の神戸工場(神戸市中央区)で建造中。川重も参加して3月にもオーストラリアから液化水素を運搬し、国内の水素供給網(サプライチェーン)構築につなげる実証実験を始める。「脱炭素」で化石燃料に代わるエネルギーの最有力候補とされる水素の技術を持つ銘柄として、足元で人気を集めていた。

 同社株は新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、相場全体が下落した3〜4月の後も戻りは鈍く、20年10月29日には昨年来安値の1231円を付けていた。だが、21年の相場のテーマに「脱酸素」が浮上したことで、水素関連株として急速に値を戻す展開。20年11・12月の2カ月で株価はおよそ9割上昇してコロナ前を取り戻した。11月2日の事業方針発表会で橋本康彦社長が「来年度(22年3月期)の赤字は100%ない」と話したのが出直りの転換点になった形だが、足元の上昇ピッチの速さは今後意識される可能性は残る。

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