神戸製鋼の山口社長、来期黒字に向け「下期の黒字化は必須」 年頭あいさつ

20200106神戸鋼山口社長

 神戸製鋼所の山口貢社長(写真=神戸製鋼提供)は5日、社内向けの年頭あいさつで「今年度も残り3カ月ですが、2021年度の黒字化に繋げるためにも、この下期の黒字化は必須です」と述べ、足元の収益改善を改めて訴えた。同社は現在、収益改善に向けて「緊急対策として、経費削減、設備投資や投融資の抑制、一時休業の実施などの施策を現在も実施中」だ。これに対して「皆さんのご理解とご協力に改めて感謝します」と、謝辞を述べた。

 同社の21年3月期は連結最終損益が150億円の赤字(前期は680億円の赤字)になる見通し。4〜9月期は152億円の赤字で、単純計算では20年10月〜21年3月期は2億円の黒字を確保する。4〜9月期は新型コロナの感染拡大を受けて鉄鋼やアルミなど素材系事業の需要が急減したが、足元では「自動車産業を中心に需要が回復に向かってきた」という。

 一方で、来期に作成する新たな中期経営計画では、現在の事業の収益力強化と同時に、「将来の成長分野・新規分野への取り組み」も盛り込むと説明。「挑むべき社会課題は年々変化し、多様化しているが、これは絶好のチャンス」と強調した。足元の収益改善と新型コロナの影響で「うつむきがち」になるが、「目線を高くすることを忘れずに」と、より大きな目標を持って業務に取り組むよう呼びかけた。

 山口社長のあいさつは社内向けに音声で放送したほか、在宅勤務の社員にはメールで配布した。

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