井戸兵庫知事、大阪万博「各サテライト会場で連携を」 テレビ番組で

20200822井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=資料)は、兵庫県域の地上波テレビ放送局であるサンテレビジョンで1日に放送した番組「新春座談会」で、2025年に開催する国際博覧会(大阪・関西万博)に向けて「サテライト会場をしっかり作って、他の地域・府県のサテライト会場と連携しながら、サテライトネットワークを作っていくことが重要ではないか」と述べた。その準備を始める年に21年を位置付けたいと語った。サテライト会場の具体的な内容については触れなかった。

 県内のサテライト会場の候補地としては「淡路、姫路、神戸、できれば豊岡あたりにも作るのかもしれない」と4カ所を挙げた。各会場間での連携を打ち出す背景として、井戸知事は「視点を広く持つことと、地元のポテンシャル(可能性)に着目するという、広域と狭域の視点を持ち続けていくことは大事ではないか」と説明した。

 このほか井戸氏は今後の施策についても言及。20年12月に政府が「防災・減災、国土強靭化のための5か年加速化対策」を決定して新たに15兆円の予算を計上したことから、「この枠組みを活用して従来からやっている県土の安全・安心をさらに進める」との方針を示した。一方で「厳しい財政下でも健康を守る拠点はしっかり整備を続けていく」と述べ、引き続き県立病院の機能拡充などを進めると話した。

 同座談会は20年12月に収録したという。井戸氏の退任については触れなかった。

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