神戸地区、結局どうなる年末年始の電車・バス 大みそか運転時間延長なし
- 2020/12/28
- 23:40
神戸市を走る鉄道各社は例年実施してきた大みそかの終夜運転を2020年12月31日は実施せず、通常の休日ダイヤ(土日ダイヤなど)で運転する。当初はJR西日本や阪急などが予定した午前2時〜3時ごろまで運転時間を延長する臨時運転も取りやめる。新型コロナウイルスの感染拡大で、年が明けてすぐの初詣を自粛する動きを背景に、十分な需要が見込めないなどと判断した。
休日ダイヤは12月30日から1月3日まで。多くの人が仕事始めになる見込みの1月4日には、平日ダイヤで通常通り運転する予定だ。神戸市営地下鉄の西神・山手線と海岸線のほか、神戸新交通のポートライナー、六甲ライナーも同期間を休日ダイヤで運転する。
一方、路線バスは対応にばらつきが出た。神戸市営バス、阪神バス、山陽バスは鉄道と同様に12月30日〜1月3日に休日ダイヤで運転する。29日から休日ダイヤで運転するのは神姫バスと阪急バス。神姫バスは年明け1月1〜3日に休日ダイヤよりも減便した正月ダイヤで運転する。各社とも1月4日から平日ダイヤで、通常通り運転する予定だ。
もっともバスは路線によって休日ダイヤよりも減便したり、運休するケースもあるなど、同じバス会社の中でも路線ごとで対応が異なる場合がある。利用する前にはホームページなどで運転状況の確認が必要になりそうだ。
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