11月の兵庫県有効求人倍率、横ばい 情勢判断「厳しい状況」を継続

 厚生労働省の兵庫労働局が25日に発表した11月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から横ばいの0.93倍だった。0.93倍は4カ月連続。兵庫労働局は足元の雇用情勢について、「求人が増加を続けているものの、求職の超過が続いており、厳しい状況にある」との情勢判断を継続した。新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響について「引き続き注意する必要がある」との見方も維持した。

 有効求人数は前月比1020件の増加と6カ月連続で増加した。有効求職者数は同686件の増加と2カ月連続で増加で、求人数の増加を下回った。雇用の先行指標とされる新規求人倍率(季節調整値)は1.79倍。前月の1.59倍から0.20ポイント改善と2カ月ぶりに前の月を上回った。新規求人数が増加、新規求職者数が減少した。

 企業の新規求人は原数値で前年同月比24.6%減と、11カ月連続で前年同月を下回った。業種別では、建設業が20.1%減、製造業が37.8%減、運輸業・郵便業が29.8%減、卸売業・小売業が37.6%減、宿泊業・飲食サービス業が14.1%減、生活関連サービス業・娯楽業が23.0%減、医療・福祉が17.8%減などだった。

 全国統計では、厚生労働省が発表した同じ月の有効求人倍率(季節調整値)が前月に比べ0.02ポイント上昇の1.06倍だった。2カ月連続で改善した。

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