川重、カーボンフリー電力小売りで新会社 水素由来の電力も視野

2020/12/23 16:30 写真を追加しました。

20201223須賀川の施設

 川崎重工業は23日、二酸化炭素(CO2)排出量がゼロまたは低水準の電力を取り扱う「カワサキグリーンエナジー」を2021年4月1日に設立すると発表した。同日に営業も開始する。子会社の川重商事(神戸市中央区)の電力小売り事業を分離。川重が50.1%、川重商事が49.9%を出資する。まずは川重が全国の自治体に納入した廃棄物処理プラントの排熱で発電した「カーボンフリー」の電力を中心に取り扱う。将来の水素から発電した電力の取り扱いも視野にあるという。

 廃棄物処理プラントでは、各自治体で発生する家庭ゴミなどを燃焼する。これ自体はCO2が発生するが、排熱を活用して発電することで「発電のために新たにCO2は発生しない」として、カーボンフリーと認められる。さらに川重が保有する多様な省エネ機器や、高効率のエネルギー製品を投入し、高効率化を進める。企業や自治体を中心とした電力の販売先に向け、低炭素化とエネルギーコストの抑制に寄与したい考えだ。

 本社は川重の神戸工場(神戸市中央区)内に置く。電力小売に加え、エネルギーシステムの企画開発、エネルギーに関する新技術の開発などにも取り組む。(写真は川重が納入した廃棄物処理プラント=同社提供)

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