神戸市、ポートアイランドスポーツセンター隣接地に移転 26年に完成へ
- 2020/12/22
- 16:06
神戸市は22日、夏季に50メートルプール、冬季にスケートリンクなどを開設する神戸市立ポートアイランドスポーツセンター(神戸市中央区)を再整備すると発表した。現在のスポーツセンターは1981年に完成し、21年1月で40年になる。年間で約30万人が利用する施設で、老朽化が指摘されている。新たな施設は、隣接する神戸市所有の駐車場(南臨時駐車場)に建設する計画で、敷地面積は現在よりも約2割広い約1万3000平方メートルになる。新施設の建設中も現施設は稼働できる見込み。新施設は2026年の完成をめざす。
現在は夏季のプールを冬季のスケートリンクに転換するのに時間がかかり、50メートルプールとスケート利用の期間は合計で年間およそ9カ月半にとどまる。新施設には可動床を導入することで、稼働期間が約1カ月伸びる見通しという。一般利用と競技利用でプールの深さを変えることもでき、幅広い利用に活用できる計画だ。加えて日本水泳連盟が定める全国大会の基準では、50メートルプールに10レーン(現在は8レーン)、水深2メートル以上が必要で、新施設建設によってこの条件にも合致したプールにできる。
21年度には新施設の基本計画を決定し、22〜25年に設計・建設する。26年度中には施設の利用を開始したい考えだ。21年度当初予算は基本計画を作成するための予算を盛り込む。建物の規模や仕様などを決め、そのうえで建設費用などを算定する見込みとしている。
現在は夏季のプールを冬季のスケートリンクに転換するのに時間がかかり、50メートルプールとスケート利用の期間は合計で年間およそ9カ月半にとどまる。新施設には可動床を導入することで、稼働期間が約1カ月伸びる見通しという。一般利用と競技利用でプールの深さを変えることもでき、幅広い利用に活用できる計画だ。加えて日本水泳連盟が定める全国大会の基準では、50メートルプールに10レーン(現在は8レーン)、水深2メートル以上が必要で、新施設建設によってこの条件にも合致したプールにできる。
21年度には新施設の基本計画を決定し、22〜25年に設計・建設する。26年度中には施設の利用を開始したい考えだ。21年度当初予算は基本計画を作成するための予算を盛り込む。建物の規模や仕様などを決め、そのうえで建設費用などを算定する見込みとしている。
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