仮想空間で新型コロナへの取り組み発表会 神戸市がスタートアップ支援で

20201222プレゼン中

 神戸市は22日、新型コロナウイルスによって影響を受けた市民生活の改善や、医療面を支援するといった技術やサービスを持つスタートアップの事業発表会「KOBEスタートアップピッチ〜STOP COVID-19×Technology〜」を開催した。神戸市が新型コロナ対策などで採用した7組が発表者として参加。発表会はネット上に開設した仮想空間上で発表会を開催し、動画配信サイトYouTubeで同時配信した。110人ほどが参加し、このうち半分ほどが仮想空間を通じての参加だった。神戸市が仮想空間を使ってスタートアップ支援のイベントを開催したのは初めて。

 仮想空間では、参加者の「アバター」(分身)が登場。まずホール形式の仮装空間で、各組の代表者などのアバターが、仮想空間の画面上に掲示した資料をもとにプレゼンテーションした(画像=神戸市が配信した動画より)。プレゼンテーションが終了すると、聴衆として参加した自治体関係者などのアバターが一斉に拍手した。一連のプレゼンテーションが終了した後、各社のブースがある仮想空間に移動。見本市のように関心のあるブースに立ち寄って、詳しく話を聞く参加者らの姿が目立った。

 各組のプレゼンテーションに先立って、内閣府の石井芳明企画官(科学技術・イノベーション担当)があいさつした。新型コロナウイルスの感染拡大などで先行きが一段と見通しにくくなる中で、新たな技術の社会実装に「スタートアップの位置付けはますます重要性を増している」と指摘。東京、名古屋、京阪神、福岡をスタートアップ育成のグローバル拠点都市に指定するなど「政府としてもスタートアップ支援を強化している」と強調した。さらに政府の2021年度の当初予算案では「スタートアップ支援に各省庁で約400億円を用意する」などと話していた。

 技術やサービスを発表位した7組は、ICU専門医による集中治療の遠隔支援サービスのT-ICU(芦屋市)、非接触でタブレットなどを操作できるようにするソフトシステムの知能技術(大阪市北区)、ウエアラブル端末を医療や介護に取り入れるMoff(モフ、東京都港区)、日本語を学習マッチングのHelte(ヘルテ、千葉県柏市)、学習アプリ「はやべん」のいま-みらい塾(神戸市中央区)、フィットネスや整体の指導効率化サービスを手がけるSportip(茨城県つくば市)、動物の状態や感情を読み取る機器開発のラングレス(東京都港区)だった。

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