宮崎カーフェリー、新造船「たかちほ」「ろっこう」が船名に 22年就航予定

20201221宮崎カーフェリー
 宮崎港(宮崎市)と神戸港の新港第3突堤(神戸市中央区)を海路で結ぶ宮崎カーフェリー(宮崎市)は、2022年に就航を予定する新造船2隻(完成予想図=宮崎カーフェリー提供)の船名を「フェリーたかちほ」「フェリーろっこう」に決めたと発表した。10月1日〜11月15日に公募し、5240通の応募があった中から、それぞれ宮崎らしさ、神戸らしさが感じられる名称として選んだ。老朽化がめだつ「みやざきエキスプレス」「こうべエキスプレス」とそれぞれ置き換える。

 新造船2隻は、広島県にある内海造船の工場で建造中だ。総トン数は約1万4200トンと、現在の約1万2000トンから大型化する。積載できるトラックが163台と、現在の130台から増加。需要増を背景に、日によっては宮崎から神戸に向かう便にトラックが乗り切れなくなる現状に対応する。トラックドライバー向けの船室は、すべて個室化。一般客室も旅客定員のうち50%強の乗客の個室を確保したのが特徴だ。現在は2室だけの特等室も12室に増やし、ゆったりとした船旅を楽しめるようにする。

 全長は約194メートル、航海速力は23ノット(時速42.6キロメートル)、乗用車積載台数は81台、旅客定員は576人になる。「フェリーたかちほ」は22年5月の大型連休明け、「フェリーろっこう」は同10月の就航をそれぞれ計画している。

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