兵庫県議会での知事発言「来年の知事選挙について」退任意向表明(1)

 兵庫県の井戸敏三知事が11日の兵庫県議会で、今回の任期で知事を退任する意向を表明した際の発言は以下の通り。

 議員各位のお許しをいただき、発言の機会をいただきました。ありがとうございます。
 さて、私、来年の7月にも予定されております兵庫県知事選挙には立候補せず、退任することを決意しました。残りの任期8カ月弱となりますが、残された任期をしっかり、知事として全力を尽くすことをお誓いします。
 特に、いまは新型コロナウイルス感染症第3波の襲来の最終であります。まさに、最後に任務としてコロナ対策に全力を尽くしていいきます。どんな厳しい事態でも私たちはこれを乗り越え、新たな兵庫エオ築き上げてきました。私もしっかり務める決意です。

 さて、振り返りますと、貝原前知事の突然の二人を受け、知事に就任して約20年近くを迎えようとしています。当時最大の課題は、今年25年を迎えましたが、あの阪神・淡路大震災からの創造的復興、そのための震災復興計画の実現でした。志半ばで退任された貝原知事の意思を受け継ぎ、創造的に復興を成し遂げる、この一途で、副知事として、ともに専心していたからこそ、「私がやらねば誰がやる」との決意で選挙に臨み、そして第48代の知事として全力を傾けました。幸い、県民の皆様の災害に負けない歩みにより今日を迎えています。この復旧復興への内外からのご支援に感謝を表したのが、「のじぎく兵庫国体」でした。「”ありがとう”心から・ひょうごから」。私たちの気持ちをしっかりと伝えることができました。
 リーマンショック後の行財政構造改革も、もともと阪神・淡路大震災の復旧復興過程で生じた巨額の借入金の償還を抱えていただけに、持続可能な県政運営を担保する取り組みでした。おかげさまで、平成30年には、収支均衡を実現することができました。
 自然災害にも数多く襲来されました。平成16年の台風23号、平成21年の台風9号、平成26年の丹波土砂災害、平成30年の大阪湾高潮災害など、立て続きでした。しかし、これらの復旧復興を通じて、兵庫の防災力は飛躍的に向上しました。
 経済活動も、平成13年当時は、復興特需の終焉(えん)、日本経済のデフレ不況、円高不況、三重苦もあって、有効求人倍率が0.3台と未曾有(みぞう)の不況でしたが、私の5万人の雇用確保の公約も達成でき、県内GDPも20兆円台に達しました。働く職場の確保だけでなく、全世代を通じて自らが企業創業する人々を支援しています。
 急速に進む少子高齢化については、いまだ道半ばといえますが、県立病院の整備をはじめ健康対策、高齢者福祉の充実、乳幼児や子供世代の医療制度など安心社会づくりにも意を用いました。
 県政150周年の節目を迎え、2030年の展望をまとめ、「すこやか兵庫」の課題を方向を示しました。
 今年の1月17日には震災25年を迎え、「忘れない、伝える、活(い)かす、備える」を基本に、南海トラフ地震対策の方針を確かめました。

 しかしながら、これからの兵庫は、まさに新たな課題に直面しています。変革に果敢に挑んでいかねばなりません。
 まず、コロナ対策です。早く新型コロナウイルス感染症の発生を収めなければなりません。


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