井戸兵庫知事、退任を表明 「新しい時代は新しいリーダーが」来年7月まで
- 2020/12/11
- 12:16

兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県議会が配信した動画より)は11日の兵庫県議会本会議で、閉会の直前に発言し、「来年7月の県知事選に立候補せず、退任することを決意した」と述べ、現在の任期限りでの退任する意向を表明した。75歳になった井戸氏は「体力に自信はあるし、気力に衰えを感じていない」としながらも「県庁という組織も若返らせねばならない」と主張。「新しい時代は新しいリーダーが作り上げるべき」などと述べ、今後の県政を後任に任せる方針を強調した。
井戸知事は、前任の貝原俊民前知事が人気途中で退任したのを受けて2001年に立候補。その後5選を経て現在は知事として20年目になっている。阪神淡路大震災からの復興事業で悪化した兵庫県の財政再建などに、積極的に取り組んだ。
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