今日の株式相場・11日 底堅い、米景気敏感株が下落 2万6600円台に下落も

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▽株価指数の前日終値
日経平均  26756.24円 -61.70円(-0.23%)
TOPIX    1776.21  -3.21(-0.18%)
ダウ平均  29999.26ドル -69.55ドル(-0.23%)
S&P500   3668.10 -4.72(-0.12%)
ナスダック 12405.808 +66.855(+0.54%)

▽底堅い、米景気敏感株が下落
 日経平均は2万6600円台に下落も

 11日の東京株式相場は底堅い展開か。前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均や、S&P500種株価指数が下落した。総じて景気敏感株に売りが先行し、この流れを引き継ぎそうだ。日米とも新型コロナウイルスの感染者数は増えており、外出の自粛などが景気に影響する可能性は意識されやすい。ただ、ワクチンや治療薬の普及についての期待感も根強く、下値では買いが入りそうだ。米ハイテク株など巣ごもり関連は買われそう。日経平均株価は2万6600円台に下落した後、下げ渋る展開もありうる。

 10日のダウ平均は続落。米経済対策を巡る与野党協議は、州と地方政府への支援や、新型コロナウイルスに関連する賠償請求訴訟から企業を守る免責条項などで意見が割れているという。このため早期成立への期待が後退し、積極的な買いが手控えられた。このところ上昇していた景気敏感株に利益確定の売りが出て、相場全体が押し下げられた。10日に発表された週間の新規失業保険申請件数が85.3万件と、市場予想(73万件程度)を上回ったのも、売り材料と受け止められた。

 欧州中央銀行(ECB)は10日開いた理事会で、半年ぶりに追加金融緩和を決めた。新型コロナ対策の資産購入の特別枠(PEPP)を1兆8500億ユーロ(約230兆円)へと、現在の1兆3500億ユーロから5000億ユーロ(約60兆円)増額することが柱。政策金利は据え置いた。欧州では10月以降、新型コロナの感染再拡大を防ぐ目的で、外出制限などを増やしてきた。感染者数はピークを越えたとみられるが、景気は再び減速していることに対応した。ただ外国為替市場で円相場に大きな反応は出ていないもよう。

▽注目銘柄 日本製鉄(5401)/昭電工(4004)

 11日付の日本経済新聞朝刊は、「日本製鉄(5401)は2050年に温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする方針を決めた」と報じた。20年度中に作成する長期の環境経営計画に盛り込むという。足元では業績改善への期待感が高まっていることもあ理、ESG投資などの資金が流入するか関心を集めそうだ。二酸化炭素(CO2)の排出を大幅に抑えることのできる水素製鉄法の導入に加え、相対的に排出ガスの少ない電炉の活用を広げる方針という。

 昭電工(4004)が10日に発表した2021年12月期〜30年12月期までの経営計画によると、30年12月期の売上高を現状比6割増の1兆8000億~1兆9000億円に引き上げる。6月に完全子会社化した昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)持つ半導体や自動車関連の技術を活用する。一方で、自然減や希望退職などで、従業員数は23年までに19年比で約1500人(4%強)減らし、採算を改善する。収益拡大と収益性向上の両方が進展することへの期待感が浮上するか注目だ。

▽今日の行事予定(発表予定など)

 株価指数先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出日。国内では特に注目度の高い経済指標の発表などは予定されていない。取引時間中の午前11時20分にはダイワボHD(3107)が5〜10月期決算を発表する。大引け後には丸善CHI(3159)が2〜10月期決算、HIS(9603)が10月期決算を発表する予定だ。米国では11月の卸売物価指数、消費者態度指数(ミシガン大学調べ)などが発表される予定だ。タイ市場は休場。

▽前日の相場予想(結果は「反発」)
・ロイター「弱もちあい」
・日経QUICKニュース「反落か」
・神戸経済ニュース「反落か」
・ブルームバーグ「反落へ」
《高値警戒感から想定通り売り先行》


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