兵庫県「年末年始における医療体制の確保」「年末年始の感染防止緊急呼びかけ」(表)

 兵庫県が10日午後に開いた、新型コロナウイルス感染症対策本部会議で決めた「年末年始における医療体制の確保」に向けての施策は以下の通り。このほかに、感染者数の増加を受けて病床数の確保拡大や、宿泊療養施設の拡充などを実施している。さらに県職員には出勤時に自宅での検温を徹底させるうえ、11日から庁舎入口でサーモグラフィーによる検温を開始する。

◎「年末年始における医療体制の確保」

(1)入院医療
①新型コロナウイルス感染症入院医療体制の確保
 ・年末年始の入院対応について、通常と同様の体制確保を各医療機関に要請
 ・保健所及びCCC-hyogo(新型コロナウイルス入院コーディネートセンター)の入院調整業務も通常と同様
②入院患者受け入れに対する支援
 ・入院医療機関に対する運営に要する経費支援を増額
 (入院1日あたり@12,000円/人→@24,000円/人)

(2)外来医療
①「発熱等診療
 ・検査医療機関」等の確保
 ・健康福祉事務所・保健所と郡市区医師会等が協議のうえ、地域の実情に応じて「発熱等診療・検査医療機関」の診療時間の拡充、輪番制による対応等を要請
 ・薬局や検査機関等の後方支援体制についても関係機関と協議
②「発熱等診療・検査医療機関」の運営に対する支援
 ・運営に要する経費支援を新設(診療1日あたり@15,000円)

◎「年末年始の感染防止緊急呼びかけ」
 感染拡大の緊急事態に対応し、知事メッセージとして要請
 ・できるだけ、不要不急の外出を控えること
 ・検温、マスク着用など行動や健康管理の徹底
 ・初詣、成人式などの行事の前後、リスクの高い施設への出入りなど、行動に注意すること
 ・医療機関、社会福祉施設において、原則、年末年始の直接面会、外泊、外出を自粛すること 等

(兵庫県の発表資料より作成)

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