今日の株式相場・10日 反落か、米ハイテク株が大幅安 2万6600円台に下落も

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▽株価指数の前日終値
日経平均  26817.94円 +350.86円(+1.33%)
TOPIX    1779.42  +20.61(+1.17%)
ダウ平均  30068.81ドル -105.07ドル(-0.34%)
S&P500   3672.82 -29.43(-0.79%)
ナスダック 12338.953 -243.821(-1.93%)

▽反落か、米ハイテク株が大幅安
 日経平均は2万6600円台に下落も

 10日の東京株式相場は反落か。前日にアップルなどの米ハイテク株が大幅に下落したのを受けて、製造業が多い日本株にも売りが先行するとみられる。日経平均先物・オプション12月物の特別清算指数(SQ)算出を翌日に控え、波乱を警戒した保険つなぎの売りなども出るようなら、下げ幅を拡大する展開もありうる。追加の景気対策などへの期待感は大きく最近の相場は底堅く推移していたが、異なる動きになる可能性も残る。日経平均株価はひとまず2万6600円台に下落するとみられる。

 9日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落した。追加経済対策の与野党協議に進展がみられず、投資家心理が悪化したという。ホワイトハウスが提示した総額9160億ドルの経済対策案について、民主党は「受け入れられない」と指摘。民主党の反応について、共和搭上院トップのマコネル院内総務が民主党を非難するなどで、調整に時間がかかりそうとの見方が広がったという。英国で接種が始まった新型コロナ向けワクチンについてもアレルギー反応が報告されたのが警戒感を誘った。

 総じて下落が見込まれる中にあっても、「全固体電池」の関連銘柄には関心を集めそうだ。トヨタ自動車(7023)は全固体電池を搭載した車を2020年代前半に販売する方針。三井金属(5706)なども関連素材の生産準備に動くようだ。これまでも全固体電池は折に触れて物色されてきたが10日付の日本経済新聞朝刊が「政府も数千億円規模の支援を検討する」としたのが追い風になりそうだ。相場全体の下落が見込まれる中、幕間つなぎ的にも買われやすい。

▽注目銘柄 コクヨ(7984)/ホンダ(7267)

 日本経済新聞電子版は9日夜に「文房具国内最大手のコクヨ(7984)は『ジャポニカ学習帳』を製造販売するショウワノート(富山県高岡市)と資本業務提携した」と報じた。11月にコクヨがショウワノートの株式を議決権ベースで約15%取得したという。少子化やデジタル化で国内の文具市場が縮小するなか、キャラクター製品に強いショウワノートと組んで販売拡大をめざす。客層が広がることによる収益拡大に期待が集まるか注目だ。

 10日付の日経朝刊は「ホンダ(7267)は9日、英スウィンドンにある四輪工場の稼働を一部工程を除いて停止する」と報じた。新型コロナウイルスの影響で、船便を中心に輸送が遅れ、必要な部品が不足しているという。ホンダは航空便など代替輸送の確保などを進めている。10日以降の稼働については今後判断するというが、生産計画が乱れる可能性が高いのを警戒した売りが出るか関心を集めそうだ。このところ戻りを試す展開になっていただけに、戻り待ちの売りが増えるかも注目だ。

▽今日の行事予定(発表予定など)

 国賠では、取引開始前に10〜12月期の法人企業景気予測調査が発表される。11月の企業物価指数も発表される予定だ。取引時間中の午前11時には、三鬼商事が11月のオフィス空室率を発表する。大引け後には東京ドーム(9681)などが2〜10月期決算を発表する。欧州では欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表はとラガルド総裁の記者会見を予定している。米国では11月の消費者物価指数、11月の財政収支などが発表される予定だ。タイが休場。

▽前日の相場予想(結果は「反発」)
・ブルームバーグ「反発へ」
・日経QUICKニュース「反発か」
・神戸経済ニュース「反発か」
・ロイター「強含み」
《ワクチンで経済正常化への期待に想定以上の上げ幅》

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