トーホー、11月の売上高16.9%減 DTBは3カ月ぶりに減少率拡大

 トーホーが発表した11月の売上高動向は、全店全業態ベースで前年同月比16.9%減になった。9カ月連続で前年同月を下回った。10月(6.3%減)に比べても減少率は拡大した。主力の業務用食品卸売り(DTB)は19.7%減で、10月の7.4%減から減少率が拡大。新型コロナウイルスの感染者数が再び増加が目立ったことで、不要不急の外出を控える動きが広がり、外食需要が弱まったもようだ。

 「A-プライス」などを展開するキャッシュアンドキャリー(業務用食品現金卸売り、C&C)は4.6%減。新型コロナの影響で客数減が続いた。販促の見直しによる客数減の影響などで「トーホーストア」の食品スーパー事業は5.1%減だった。フードソリューションは、新型コロナの影響や建設関連子会社で月内完工が減ったことなどで31.4%減だった。

 既存店ベースでは、C&Cが4.1%減、食品スーパーは5.1%減だった。食品スーパーはトーホーストアの店舗数に異動がなかったことで、同事業全体と既存店の動向が一致する。

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