カルナバイオが続落 今期の赤字幅縮小も、新興市場の銘柄に売りで

20191231神戸株ワッペン

終値 1350円 -49円(-3.50%)

 9日の東京株式市場では東証ジャスダック上場のカルナバイオサイエンス(4572)が続落した。一時は前日比57円安の1342円まで下落した。前日大引け後に2020年12月期の連結最終損益が12億円の赤字(前期は8億2800万円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想である18億円の赤字から上方修正し、今期の赤字幅が縮小する見通しになった。だが、日経平均株価が350円上昇する一方で東証2部株価指数やマザーズ指数が下落するなど、中小型・新興企業向け株式市場の銘柄を売る流れに押された。

 神戸医療産業都市に本拠地を置く創薬ベンチャー。利益が上振れした要因は、新型コロナウイルスの影響で、同社としては初めて実施する開発中の医薬品の臨床試験が、当初予定の1〜3月期から8月に遅れたため。今期に投入する治験費用が、当初の見込みより減少したのが主因だ。治験の開始が遅れたのは、すでにカルナバイオも発表していたことから、費用の減少はかなり予想できたとの指摘も出ていた。このため今期の業績予想を上方修正しても買い材料としての印象は弱く、中小型株を売る相場の地合いを跳ね返せなかった面があるようだ。

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