Kiss FM KOBE が地元食材で食育を支援 DJ川田一輝さん司会と教材で参加
- 2020/12/06
- 23:05

FM放送局のKiss FM KOBE(兵庫エフエム放送、神戸市中央区)が未就学児から大学生までの幅広い世代を対象にした食育事業を7日から開始する。新型コロナウイルスの感染拡大を背景に、全国に出荷できずに兵庫県内に滞留している食材などを活用。神戸市内の2カ所を中心に、教材の冊子で塗り絵を楽しんだ後に、県産・国産食材を使った特別メニュー「うな牛」「メロン」を提供する食育イベントを開催する。教材に使う塗り絵のイラストと司会は同局のサウンドクルー(DJ)の川田一輝さん(写真=Kiss FM KOBE提供)が担当する。未就学児・小学生の参加者は一般に募集する。
農林水産省が実施している「品目横断的販売促進緊急対策事業」のうち「食育等推進事業」の一環として実施する。新型コロナの影響で行き先を失った「国産食材」の国内消費を活性化することで、農業や漁業などを支える政府の補助事業だ。Kiss FM KOBEは兵庫県をサービスエリアとして放送する放送局として、地元の食材を改めて紹介する機会になるとみて、事業への参加を決めた。DJの川田さんも「さかなのおにいさん」を自認する魚オタクという特技を生かし、司会に加えて教材用イラスト(図=Kiss FM KOBE提供)を担当した。
まず7日に神戸常盤大学付属ときわ幼稚園(神戸市長田区)の園児、10日に神戸常磐女子高等学校(同)の生徒を対象にイベントを実施。その後は神戸常磐大学が設置する子育て支援センター「ときわんモトロク」(神戸市中央区)、「ときわんクニヅカ」(神戸市長田区)を会場に4〜12歳の子供と保護者を対象にしたイベントを、募集した参加者とともに開催する。さらに月内〜2021年1月には複数回、神戸常磐大学(同)の学生をそれぞれ対象にイベントを実施する予定だ。
一般の参加者を募集するのは12月14日、21年1月12日、21年1月18日の「ときわんモトロク」で、12月17日、21年1月14日、21年1月21日の「ときわんクニヅカ」でそれぞれ開催するイベント。いずれも午後5時から1時間程度を予定する。希望者はKiss FM KOBEの特設サイトから応募フォームで申し込む。参加費は無料。応募者が多数の場合は、抽選のうえで応募締め切り翌日に当選者へメールで案内を送付する。
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