モロゾフ、今期の最終黒字を確保見込む 11期連続で黒字・期末40円配当へ

20201204モロゾフ決算修正

 洋菓子大手のモロゾフは4日、2021年1月期の単独税引き利益が前期比99%減の1000万円になりそうだと発表した。これまで同社は新型コロナウイルスの影響が合理的に見積もることができないとして、予想を開示していなかった。2〜10月期は最終赤字を計上したが、4〜5月を底に販売の回復基調が続いていることや、例年11〜1月期はクリスマスケーキや年末年始の手みやげ需要など商戦期でもあり、通期では黒字を確保できると見込む。

 同社は11期連続で最終黒字を計上する。それもあって1株あたり40円の期末配当を実施する計画も新たに示した。前期は中間と期末にそれぞれ50円ずつ配当し、年間では100円配だった。今期は中間配を見送った。期末に40円を配当することで、通期での無配を避けた。

 売上高は14%減の255億円、営業利益は85%減の2億5000万円を見込む。新型コロナの感染者数が増加すると、外出を自粛する動きが広がり、来店客数が減少する傾向にあるという。ただ今回の予想では、感染対策に経済活動を一定程度抑制されながらも、緩やかな回復が期末まで継続することを想定。一方で出店先である百貨店に再び休業要請が出たり、営業を自粛を求められたりといった事態までは織り込んでいない。

 同時に示した20年2〜10月期の単独決算は、最終損益が6億3200万円の赤字(前年同期は2600万円の赤字)だった。新型コロナの緊急事態が宣言された4〜5月に、店舗の臨時休業や営業自粛が相次いだ影響が残った。その後も営業時間の短縮もあって収益が伸びなかった。売上高は前年同期比16%減の157億円、営業損益は7億7000万円の赤字(前年同期は4000万円の黒字)だった。

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