神戸マラソン、オンライン開催で1482人が完走 アシックスのアプリ使用
- 2020/11/30
- 00:16
神戸マラソン実行委員会事務局によると、1〜20日にアシックスのランニングアプリ「ASICS Runkeeper(ランキーパー)」を使って開催した「神戸マラソンONLINE」の登録者1982人のうち完走者は1482人だったことが分かった。完走率は74.8%だった。このうち42.195キロメートルを走るフルマラソンの完走者は227人で、完走率は51.6%だった。表彰式は実施せず、完走者には賞品としてアシックスのシューズ袋を送付した。
10月22日から先着2000人で参加者を募集。締め切り後に18人が登録をキャンセルし、1982人が出走した。距離はフルマラソン、ハーフマラソン、10キロメートル、5キロメートルの4種目を設定。期間中のいつ走ってもよいが、スマートフォン(スマホ)にランキーパーをインストールしたうえで、1回の計測で参加種目の全距離を走り切るのが完走の条件だ。参加料は無料とした。結果として短い距離ほど高い完走率を記録した。
神戸マラソンは今月15日の開催を予定していたが、スタート時は密集状態になることなどから、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止になった。代替行事として、アテネ五輪で金メダルを獲得した野口みずきさんのランニング教室や、人気コーチの金哲彦さんらによるリレーマラソン大会、ベテラン陸上コーチ野口研治さんのジュニアランニング教室を開催。神戸マラソンをきっかけに高まったランニングへの関心を後押しする行事を開催した。
今回の神戸マラソンONLINEも、記録会というより市民ランナーを支援する取り組みとして開催した。このため現時点では、来年以降の実際の神戸マラソンとの併催などは考えていないという。登録者が送付した完走データの分析なども、いまのところ予定していない。来年は、今年開催を見送った第10回の記念大会として、約2万人が出走する実際のマラソン大会の開催をめざして準備する方針としている。
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