井戸知事・久元市長・家次会頭、神戸空港の国際線就航に改めて意欲 3空港懇

20201128関西3空港懇談会

 兵庫県の井戸敏三知事(写真左)、神戸市の久元喜造市長(同右)、神戸商工会議所の家次恒会頭(同中)は28日、関西3空港懇談会の終了後にそろって記者団の取材に応じた。3氏とも神戸空港の国際線就航に改めて意欲を示し、そのための環境整備に前向きな姿勢を見せた。同空港を設置する神戸市の久元市長は、国際空港化を巡る議論について「早期に進めていただきたい」と懇談会で発言したうえで、空港へのアクセス改善について説明したという。国際線の就航に向けた素地を着実に整えていることを強調した形だ。

 久元氏は4月から三宮・新神戸〜神戸空港のバスを大幅に拡充したうえ、生田川右岸線の拡幅工事を2023年の完成を目指して進めることや、現在2車線の空港島への連絡橋を4車線に拡幅するよう設計に入ったことを懇談会で説明した。加えて久元氏によると、空港運営会社である関西エアポートの山谷佳之社長は、昨年5月の合意で拡大した神戸空港の発着枠がすぐに埋まったことを説明。28日現在では50便の発着にとどまるが「コロナが一段落すれば、神戸空港の非常に大きなポテンシャルを活用できると出席者に理解していただけたのではないか」とも話していた。

 家次会頭は「この懇談会ではもう、神戸の国際化について誰も反対しなくなった」と明かす。今後は国際線ターミナルなど「ハードウエアをもう少し拡充して、(国際線就航に)対応できるという既成事実をまず作るべきかなと思っている」と見解を述べると、すかさず井戸知事が「私も会頭に賛成だ」と、家次氏をプッシュ。続けて井戸氏は、「市長はなかなか(明確に)言いにくい立場かも分からないけど」と話し、記者らの笑いを誘っていた。

 これを受けて久元氏も「当然ながら国際化を視野に置いた対応をしなければならない」と述べた。そのうえで「特に空港島全体の土地利用のあり方を含めて、神戸市としても検討している」と説明。さらに「ターミナルビルについては大規模な投資になるので、関西エアポートと相談をして検討をしていかなくては、と思っている」と話していた。

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