関西3空港懇談会が始まる 松本座長「関空は万博の最初のパビリオン」

20201128松本正義会長

 関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港、神戸空港の役割分担などを地元の自治体や財界で話し合う「関西3空港懇談会」が28日午前、大阪市北区の会議場で始まった。座長を務める関西経済連合会の松本正義会長(写真)は、懇談会冒頭にあいさつし、2025年に開催する国際博覧会(大阪・関西万博)では「関西国際空港が訪日外国人旅行者にとってのファーストパビリオンである」と強調。昨年5月に開催した前回の3空港懇談会で挙げた万博に向けた取り組みについて「進捗を確認するとともに、今後の取り組みについて議論をお願いしたい」と述べ、今回の懇談会を開催する趣旨を説明した。

 加えて、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて運休が相次いだ「航空路線の回復に向けた取り組みについて、改めて地元自治体、経済界としての対応を確認する必要がある」とも説明。「足元の空港機能の維持や水際対策の強化など」についても確認したい考えだ。懇談会は松本氏のあいさつのみ、報道機関に公開した。

 懇談会には松本会長のほか、大阪府の吉村洋文知事、兵庫県の井戸敏三知事、和歌山県の仁坂吉伸知事、京都府の舟本浩副知事、大阪市の松井一郎市長、神戸市の久元喜造市長、堺市の永藤英機市長、大阪商工会議所の尾崎裕会頭、神戸商工会議所の家次恒会頭、新関西空港の千代幹也社長、関西エアポートの山谷佳之社長とブノア・リュロ副社長、国交省の甲田俊博大阪航空局長が出席。テレビ会議システムを通じて国交省の和田浩一航空局長が参加した。

 終了後に松本氏と関西エアポートの山谷社長が記者会見する。

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