井戸兵庫知事「一律な社会的規制は慎重になるべき」 新規感染者数107人

20201117井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は17日の定例記者会見で、飲食店や娯楽施設などの休業要請について「一律に、全県的に、一定の社会的規制をかけることには慎重であるべき」との認識を改めて述べた。「やるならターゲットを絞ったうえで、対策の程度も勘案してやるべきだが、まだ兵庫はそうした状況にはいたっていない」と話した。兵庫県では17日に新型コロナウイルスの新規感染者数が107人と、1日の感染者数としては過去最多の人数を確認していた。

 井戸氏は「国は社会的規制の場合に、地域創生臨時交付金の財源を用意しているとのメッセージを出しているが、兵庫の場合、感染源になっているエリアが絞り込まれているわけでない」と述べ、財源はあっても社会的規制によって、不必要な地域にも規制がおよぶことへの懸念を示した。

 エリアが絞り込まれていないなら、むしろ全県的に強力に規制する必要があるのではないか、との記者の質問には「非常事態宣言の際に休業要請などを実施したことで、第2波までの(感染者数が少ない)状況が生まれたかというと、どうもそうではない」との見方を示した。そのうえで「一網打尽の規制はあまり効果がなく、ターゲットを絞って有効な手立てを講じるのが我々の学んでことではなかったか」と話した。

 外食振興策「Go To イート」については、農水省が子供を除く4人以下での飲食に人数を抑えるよう目安を示したことに対しては、同様の対応を検討する考えだ。一方で、感染者が入院する日数は最短14日間を想定して専用病床を確保しているが、足元では10日前後でも退院できるよう国の方針が変わったこともあり「病床数には余裕がある」「医療崩壊などへの懸念はない」と強調した。

 兵庫県は18日に新型コロナの専門家会議と対策本部会議を開き、今後の対応などについて確認する。

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