上組、今期純利益7%減に下方修正 コンテナ戻らず・170万株の自社株取得枠

20201113上組

 港湾運送大手の上組は13日、2021年3月期の連結純利益が前期比7%減の170億円になりそうだと発表した。従来予想の174億円から下方修正し、小幅ながら減益幅が拡大する見通しになった。新型コロナウイルスの影響で減少した取扱貨物の回復が、当初の想定に比べて鈍いため。4〜9月期の業績が従来予想を下回ったうえ、10月以降の見通しも引き下げた。

 売上高に相当する営業収益は5%減の2650億円、営業利益は8%減の228億円を見込む。従来予想は2740億円、238億円だった。国内物流事業では新型コロナの影響で、コンテナ貨物、自動車、工場構内物流の取り扱いが減少した。このうち特にコンテナの回復が鈍いという。方面別や品目別に目立った偏りは見られず、コンテナ全般に戻りが鈍いのが現状という。

 同時に発表した20年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比14%減の81億円だった。コンテナ貨物の戻りが鈍く、従来予想の83億円に届かなかった。営業収益は8%減の1297億円、営業利益は11%減の111億円だった。

 あわせて自己保有分を除く発行済み株式の1.44%である170万株、32億円を上限とした自社株取得枠を設定したと発表した。取得期間は16日から3月24日までとした。上組は現在1309万株の自社株を保有している。

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