兵機海運の4〜9月期、純利益41%増 鉄鋼輸送減も倉庫業が下支え

20201112兵機海運決算

 兵機海運が12日に発表した2020年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比41%増の2億5800万円だった。神戸市灘区の摩耶ふ頭にある「摩耶倉庫営業所」を9月に売却。このため帳簿価格と売却額の差額から諸経費などを差し引いた固定資産売却益2億6900万円を特別利益に計上したのが寄与した。本業である海運事業などでの減益を補った。

 売上高は10%減の64億円、営業利益は65%減の8000万円になった。主力の内航海運事業では、量の大部分を占める貨物である鉄鋼製品の輸送需要が低迷した影響を受けた。19年秋ごろから徐々に輸鉄鋼の送需要が減少していたところ、新型コロナウイルスの感染拡大で急速に冷え込んだという。半面、1月に開業した兵庫埠(ふ)頭物流センターで取扱貨物が伸び、倉庫業が収益を下支えした。

 21年3月期の連結業績予想は従来予想を据え置いた。純利益は57%減の7000万円を見込む。4〜9月期の純利益は通期予想を上回っているが、本社のある神戸物流センター(神戸市中央区)の外壁工事費などを下期に計上する予定という。新型コロナの動向が見極めづらいのも、業績予想を据え置いた要因としている。配当計画は引き続き未定とした。

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