川重が急伸、13%超上昇 日経平均採用の大型株に出遅れ修正ねらいの買い

20191231神戸株ワッペン

終値 1599円 +191円(+13.57%)

 10日の東京株式市場では川崎重工業(7012)が急伸。一時は前日比203円(14.42%)高の1611円まで上昇と、9月14日ほぼ2カ月ぶりの高値を付けた。売買高も686万2000株と、前日の2.7倍に膨らんだ。日経平均株価が一時2万5000円台と取引時間中では約29年ぶりの高値を記録するなか、日経平均の採用銘柄で出遅れ感のある銘柄として、国内外の投資家による出遅れ修正ねらいの買いが集中した。

 同社株は今期の収益悪化などを嫌気した売りで、10月29日に年初来安値の1231円を付けるなど、このところ日経平均が上げ幅を拡大するなかで、逆に下値を模索。だが10月29日に今期を赤字幅が縮小する見通しを示したほか、11月2日の事業説明会で橋本康彦社長が来期の黒字形状に自信を見せたことで、11月に入って底入れムードが出ていた。支えになる材料もあっただけに上げ幅が広がりやすかった面もあるようだ。

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