アシックス株が急伸、ストップ高 今期の赤字幅が縮小の見通しで

20191231神戸株ワッペン

終値 1646円 +300円(+22.29%)

 9日の東京株式市場ではアシックス(7936)が急伸。朝方から買いが先行し、前場から制限値幅の上限(ストップ高)である1646円まで上昇。前場中ごろから買い気配のままで、後場の取引時間中は売買が成立しなかった。大引けでは39万5500株の売買が成立し、90万7700株(指し値3万7700株、成り行き87万株)の買い注文を残した。

 前週末6日大引け後に、2020年12月期の連結最終損益が170億円の赤字(前期は70億円の黒字)になりそうだと発表した。従来予想である220億円の赤字から上方修正し、赤字幅が縮小する見通しになったのを好感した買いが殺到した。

 欧州では新型コロナウイルスの感染再拡大で、再び経済活動を制限する動きが出ているが、それを一定程度織り込んだうえでの上方修正には「意外感があった」との指摘が多い。飛沫や接触による感染リスクが相対的に高いとみられているスポーツジムでの運動を避け、広い屋外での身体活動であるランニングへの人気が高まっているといい、事業環境に追い風も受けている。来年の東京五輪・パラリンピックも開催されるようなら、海外投資家の人気も高まるとの見方も出ていた。

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