神戸鋼が急伸、11%超上昇で値上がり率8位 今期予想を上方修正で買い集中

20191231神戸株ワッペン

終値 461円 +48円(+11.62%)

 6日の東京株式市場では神戸製鋼所(5406)が急伸した。一時は前日比51円高の464円まで上昇し、2月20日以来およそ8カ月半ぶりの高値をつけた。終値でも東証1部の値上がり率ランキングで、8位に並んだ。前日大引け後に、2021年3月期の連結業績予想を上方修正した。最終損益は150億円の赤字(前期は680億円の赤字)と、従来予想である350億円の赤字から、赤字幅が大幅に縮小する見通しになったのを好感した買いが集中した。

 鉄鋼、アルミ、素形材の素材系事業で、自動車向けの出荷が想定よりも早く回復してきたのが通期の業績に寄与する見込みだ。今期の最終赤字は市場予想の平均値が365億円近辺と、むしろ赤字が拡大する方向の予想だったため、「上方修正に意外感は大きかった」(市場関係者)とも。日経平均株価が2万4000円台に入って本格的に上昇する局面との見方から、出遅れ感のある大型株に買いを入れる動きの一環でも買いが入りやすいとの指摘もあった。

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