山陽電、今期純利益86%減に 下期に回復継続で最終黒字・中間配は見送り

20201106山陽電決算

 山陽電気鉄道が6日、2021年3月期の連結純利益が前期比86%減の4億100万円になりそうだと発表した。同社はこれまで新型コロナウイルスの感染拡大の影響が合理的に算定できないとして、予想を示していなかった。新型コロナの影響で鉄道の乗客数が大幅に減ったが、6月以降は徐々に回復。今後も同様にゆるやかな回復が続くと想定し、最終黒字は確保する。

 売上高に相当する営業収益は16%減の432億円、営業利益は84%減の6億6000万円を見込む。今期の設備投資額は前期比74%増の82億円の見通し。老朽車両を新型車両6000系に置き換える更新投資や、大塩駅(姫路市)と林崎松江海岸駅(明石市)のバリアフリー化などを予定している。運輸業はバス、タクシーもゆるやかな回復が継続するとみる。

 期末配当は前年同期据え置きの15円を実施する予定だ。中間配当は見送った。年間では前期の30円(うち中間15円)から15円の減配とした。

 同時に発表した20年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比98%減の3200万円だった。新型コロナが影響した減収が響いて営業赤字を計上したが、山陽百貨店やグループ会社の雇用調整助成金収入を営業外収益や特別利益に計上したのが支えになった。営業収益は24%減の191億円、営業利益は5900万円の赤字(前年同期は24億円の黒字)。

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