JR元町駅、西口「2階」に新商業施設 県庁舎へのバリアフリー動線確保へ
- 2020/11/06
- 03:24
兵庫県は5日に開催した「県庁舎等再整備基本計画検討委員会」の第3回検討委員会で、JR元町駅西口から県庁舎へのバリアフリー動線の確保に向けて、元町駅西口の高架下に新たな商業施設を新設する案を提示した(図=兵庫県の配布資料より)。商業施設に設置するエレベーターやエスカレーターを使用することで、元町駅の改札階と、駅の北側を走る市道との約6メートルの段差を乗り越える方針だ。県庁舎再整備の基本計画に盛り込む。
兵庫県が新庁舎を計画する中で、誰もが訪れやすい庁舎にするためには、最寄り駅になるJR元町駅の西口から、市道への段差をどう克服するかが課題になってた。1階にあるJRの改札口から、3階の高さにある市道まで現在は階段があるだけ。たとえば車いすの人が1人で、JR元町駅西口から兵庫県庁に最短距離で向かうのはほぼ不可能だ。
このため案では高架下2階に商業施設を新設し、元町駅北側の歩道橋と階段を更新する。3・4階に相当する市道と歩道橋、2階に新設する商業施設、1階の改札口をそれぞれエレベーターとエスカレーターで接続する。JR元町駅が商業施設と直結するよう2階に新たな改札口を開設すれば、より移動距離が短縮される公算だ。JR元町駅から兵庫県の新庁舎までのバリアフリー動線は、この案を軸に検討することを基本計画に記載する方針としている。
兵庫県が新庁舎を計画する中で、誰もが訪れやすい庁舎にするためには、最寄り駅になるJR元町駅の西口から、市道への段差をどう克服するかが課題になってた。1階にあるJRの改札口から、3階の高さにある市道まで現在は階段があるだけ。たとえば車いすの人が1人で、JR元町駅西口から兵庫県庁に最短距離で向かうのはほぼ不可能だ。
このため案では高架下2階に商業施設を新設し、元町駅北側の歩道橋と階段を更新する。3・4階に相当する市道と歩道橋、2階に新設する商業施設、1階の改札口をそれぞれエレベーターとエスカレーターで接続する。JR元町駅が商業施設と直結するよう2階に新たな改札口を開設すれば、より移動距離が短縮される公算だ。JR元町駅から兵庫県の新庁舎までのバリアフリー動線は、この案を軸に検討することを基本計画に記載する方針としている。
兵庫県の「県庁舎等再整備基本計画検討委員会」は、前回3月26日に開催して以来ほぼ7カ月ぶりの開催になった。前回に開催した時点では、5月下旬にも基本計画の素案をまとめて6月に意見募集(パブリックコメント)を実施。8月にも基本計画を決定するスケジュールを予定していた。ただ新型コロナウイルスの感染拡大を受けた政府の緊急事態宣言などもあり、作業が遅れている。
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