阪神燃の4〜9月期、税引き益61%減 海外向け停滞・今期予想見送り続く

20201104阪神燃決算

 船舶用エンジンを製造する阪神内燃機工業が4日に発表した2020年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比61%減の2億2400万円だった。前年同期に計上した大型案件である海外船舶向けの交換用クランク軸の販売、取り替え工事がなくなった影響が表れた。コストダウンや経費節減も進めたが補えず、減収が大幅な減益につながった。

 売上高は25%減の47億円、営業利益は61%減の3億1700万円になった。主機関の販売は32%減の23億円、部分品・修理工事の販売は16%減の24億円になった。特に東南アジア向けの部分品販売が大きく減速した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う出入国の制限などもあり、海外向けの販売活動がほぼ展開できていないのが現状という。

 21年3月期の予想は引き続き開示を見送った。事業環境は引き続き厳しいとみているが、新型コロナの影響による船舶新造の抑制が長引くかなど、合理的な予想は依然として難しいとしている。

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