TOAの4〜9月期、最終赤字1億5500万円 備品置き換え需要が停滞

20201104TOA決算

 放送設備大手のTOAが4日発表した2020年4〜9月期の連結決算は、最終損益が1億5500万円の赤字(前年同期は6億7000万円の黒字)だった。新型コロナウイルスの感染拡大で学校、店舗、オフィスなどの備品として、放送設備を更新する動きが停滞したことなどが響いた。ただ受注していた設備工事などへの新型コロナの影響は限定的。足元では収益は徐々に回復傾向で、7〜9月期でみれば最終黒字を確保した。

 売上高は15%減の176億円、営業損益は3200万円の赤字(前年同期は11億円の黒字)だった。学校向けでは春の臨時休校の影響で、更新工事の機会として夏休みが使えなかったのも、受注機会を失う要因になった。海外では、東南アジアなどで5月下旬までのイスラム圏のラマダン(断食月)で行事の縮小が相次ぎ、寺院向けスピーカーの需要が後退したのも減収要因になった。営業赤字は4〜6月期の2億8600万円から縮小した。

 21年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比71%減の6億円になる見通し。9月までは同社の社内想定をやや上回って推移したという。年間配当金も前期比6円減配の20円(うち中間10円)の計画を維持した。

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