神戸阪急、10〜3月の売上高20.5%減に 収益力低下で上期決算で減損計上

 阪急百貨店や阪神百貨店などを展開するエイチ・ツー・オーリテイリングが10月30日に発表した2020年4〜9月期の連結決算では、19年10月に営業を開始した神戸阪急(神戸市中央区)と高槻阪急(大阪府高槻市)で合計58億円の減損損失を、特別損失として計上した。非食品フロアの収益力低下と、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけとした取引先の退店が主因。神戸阪急でも感染防止のために外出を控える動きなどが逆風になっている。

 2021年3月期の神戸阪急の売上高は263億7700万円を見込む。このうちH2O傘下に入ったことで比較ができる20年10月〜21年3月の見通しは、前年同期比20.5%減の149億9800万円になる見通しだ。食品フロアなどが健闘する一方で、主力の衣料品などが苦戦しているとみられ、神戸阪急でもフロア構成の変更などテコ入れが必要になる可能性が高い。

 H2Oは、21年3月期の連結最終損益が220億円の赤字(前年同期は131億円の赤字)になる見通しを示した。これまで同社は今期の予想を示していなかった。20年4〜9月期の最終損益は101億円の赤字(前年同期は14億円の黒字)だった。22年3月期の売上高9600億円、純利益125億円を目標とする中期経営計画は取り下げるとも発表した。

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