9月の兵庫県有効求人倍率、横ばい 情勢判断「厳しい状況」を継続

 厚生労働省の兵庫労働局が30日に発表した9月の兵庫県内の有効求人倍率(季節調整値)は、前月から横ばいの0.93倍だった。前月までの8カ月連続の低下が一服した。兵庫労働局は足元の雇用情勢について、「求人が増加を続けているものの、求職の超過が続いており、厳しい状況にある」として、前月の「求人の増加に比べ、求職者の増加が大きく、厳しい状況にある」と同様に「厳しい状況」との情勢判断を継続した。

 有効求人数は前月比197件の増加と4カ月連続で増加した一方、有効求職者数は同54件の減少と5カ月ぶりの減少だった。兵庫労働局は情勢判断のうち、新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響について「引き続き注意する必要がある」として、前月までの「より一層注意する必要がある」からやや表現を弱めた。

 雇用の先行指標とされる新規求人倍率(季節調整値)は2.00倍。前月比0.41ポイント改善と2カ月前の月を上回った。新規求職者数の減少と、新規求人数の増加が継続した。

 企業の新規求人は原数値で前年同月比12.0%減と、9カ月連続で前年同月を下回った。業種別では、建設業が5.1%減、製造業が24.1%減、運輸業・郵便業が13.5%減、卸売業・小売業が10.1%減、宿泊業・飲食サービス業が5.5%減、生活関連サービス業・娯楽業が13.7%減などだった。半面、情報通信業が25.2%増と増えた。

 全国統計では、厚生労働省が発表した同じ月の有効求人倍率(季節調整値)が前月に比べ0.01ポイント低下の1.03倍だった。9カ月連続で低下し、2013年12月以来の低水準になった。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告