井戸兵庫知事、新型コロナ対応「合格点も高得点は望めない」 第1次報告を作成

20201027井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は26日の定例記者会見で、一連の新型コロナウイルスの感染拡大を受けて兵庫県が実施した対応策について「合格点はいただけると思うが、高得点は望めないのではないか」との見方を示した。兵庫県が同日付で、8月末までの新型コロナ対策を対象にした「新型コロナウイルス感染症対策の分析・検証」の第1次報告を作成したのを受けて、一連の対応が点数を着けるなら何点かとの記者の質問に応じて述べた。

 ひとまず合格点を付けられる理由として井戸知事が挙げたのは、病床数を確保した結果、自宅療養をゼロにできたこと。兵庫県は家族感染を防ぐ目的で現在も、国の指針では自宅療養を認めている無症状の感染者も、入院や宿泊療養施設への入所を原則としている。加えて住民が感染防止策を実践したり、企業が在宅勤務を積極的に取り入れたりしたのが、感染拡大の抑制に寄与したとの認識した。「ポストコロナの新しい働き方を社会実験していただいた」面もあると評価した。

 一方で「医療資器材を補給するタイミングが明確でなかったことで、医療機関に不安を抱かせた」「県として、もっと(補給の)時期や数量を的確に示すことができればよかった」と振り返った。加えて、国が緊急事態を宣言した際、休業要請などの一律的な対策を実施。これを夏場以降の「第2波になってターゲットを絞った対策に置き換えた」。だが「第2波の対策が甘いかというと、そうではなく、ある分野では第1波のときの行動規制が過剰だったかもしれない」として、引き続き検証が必要だとの認識を示した。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告