アジュバンがもみ合い 今期利益は上方修正も売買交錯、売上高は下方修正で
- 2020/10/26
- 18:01

終値 1007円 変わらず(0.00%)
26日の東京株式市場ではアジュバンコスメジャパン(4929)がもみ合った。終値は前週末比変わらずの1007円だった。ただ売買高は1万8000株と、前週末23日の2倍強になった。23日大引け後に2021年3月期の連結業績予想を、従来予想に比べて純利益は上方修正、売上高は下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて販促活動などができなかった分、販促費などが減少して経費が減る一方、売上高も伸びなかった。利益の増加を好感する買いと、足元の需要減を警戒する売りとで、売買が交錯したようだ。
通期予想の修正は、4〜9月期の業績が当初の想定からかい離した分を、通期予想に反映した。10月以降の想定は従来予想を維持したという。このため下期の業績が想定通りに推移するかが今後の焦点。美容院の需要期である年末を含むほか、理研と共同開発した技術を使った育毛剤も10月1日に発売した。今後は美容院の客足に関する動向が伺える情報などに、株価が反応する展開も考えられる。
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