神戸ワインの新酒、味わいに凝縮感 23日解禁・週末に「秋の感謝フェア」
- 2020/10/21
- 10:22
2020/10/21 19:10 生産本数を追加しました。
神戸ワインを製造販売する神戸市の外郭団体「神戸みのりの公社」(神戸市西区)は、2018年の新酒を23日に解禁すると発表した。酒販店やスーパー、百貨店、神戸ワインのネット通販サイトなどで「2020新酒みのり 赤・白」(写真=神戸みのりの公社提供)を一斉に発売する。梅雨明け後、収穫時期ともに雨が少なかったことで、赤白とも例年より味に凝縮感が増した。24、25日には神戸ワイナリー(神戸市西区)で「秋の感謝フェア」を開催する。
赤白各6000本を生産した。7月の長梅雨で心配された病気の発生は大きな被害につながらず、梅雨明け後から収穫時期にかけて晴天が続いてことで、糖度が高く色付きのよいブドウが収穫できた。ブドウのうま味、酸味、糖度のバランスもよくなった。仕上がったワインは、白ワインが例年にも増して香りが華やかで、赤ワインも色が鮮やかなうえ深い味わいになったという。内容量は720ミリリットルで、販売価格は1本1430円(税込み)とした。
週末24、25日には神戸ワイナリーを会場に「神戸ワイナリー秋の感謝フェア」を開催。「2020新酒みのり」を2本で2600円にする特価販売や、期間限定のソフトクリーム「いちぢくソフト」(400円)の販売などを予定する。神戸ワイナリーの陶芸館で作陶した陶芸品の展示販売や、絵付け体験なども予定している。
例年は「新酒まつり」として開催するが、今回は規模を縮小して来場者の密集を避ける。毎年人気の「ホイリゲ」(発酵を途中で止めたにごりワイン)の振る舞い酒、無料送迎バスの運行、ガラポン抽選会などは実施しない予定だ。
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