(動画)サイバーダイン、神戸市で「清掃ロボット」のデモ 広い施設に対応


 リハビリなどに使う装着型ロボット「HAL」で知られる東証マザーズ上場のロボットベンチャーであるサイバーダインは20日、神戸市内で除菌・清掃ロボットのデモンストレーション(実演)を一般公開した。時速4.3キロと高速で清掃し、蓄電池が持続する約2時間で最大3000平方メートルの清掃が可能。広い施設に対応しているのが特徴だ(動画)。消毒液の噴霧機を乗せて除菌機能を付けたことで、新型コロナウイルスの対策に利用できる可能性もある。

 広い面積に対応するため、ロボットが空間を認識する能力も高いという。家庭用のロボットは10〜15メートルの範囲の部屋の形状を探知するが、サイバーダイン製では約30メートルの範囲をレーダーで探知。壁面には接触せずに清掃するため、壁やガラスなどを傷つけずに済む。すでに空港ターミナルビルや商業施設など、国内で約100台が稼働しているという。噴霧する消毒液はアルコールなど可燃物が使えないことなどもあり、現時点では清掃専用機としての利用が多い。

 サイバーダインは関連施設である「神戸ロボケアセンター」が神戸医療産業都市に進出している。このため進出企業の取り組みを紹介する一環で、一般公開は神戸市とサイバーダインが連携して開催した。サイバーダインが筑波大学発のベンチャーということもあり、清掃ロボットも現在は東日本での活用が多いという。神戸での公開を機に、サイバーダインは西日本での普及もめざす。

 同日開催した神戸医療産業都市にある病院群の連携や相乗効果について話し合う「メディカルクラスター連携推進委員会」では委員長の橋本信夫・神戸市民病院機構理事長が、前日実施した神戸大学医学部附属病院国際がん医療・研究センター(ICCRC)での実証実験について発言を促した。すると同センターの味木徹夫センター長は「清掃と消毒液の噴霧を試したところ、おおむねうまくいったようだった」などと説明する場面があった。

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