井戸兵庫知事、大阪都構想「東京に対するもう1つの極に期待」

20201013井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は12日の定例記者会見で、同日告示された「大阪都構想」の住民投票について「東京に対抗する国土軸上の、もう1つの極として大阪がパワーを持つ体制ができるのではないかと期待している」と述べ、都構想による大阪復権への期待感を示した。「投資のヘッドクオーター(司令塔)が大阪府と大阪市に分かれていたが、これが1つになる」ことで、「東京都に対抗できる関西の中心」として求心力が高まるとの見方を示した。

 加えて、大阪都構想の構造について「これまで(市町村)合併という水平的な再編はあったが、都道府県と政令市という縦の再編は初めて」と指摘。「地方分権の体制のあり方について、一石を投じることになる」との見方を語った。しかも「大阪府と大阪市の自主的なイニシアチブ(主導権)で行われたということに、評価を試みる必要があるのではないか」とも話した。

 大都市制度のあり方として都構想は有用か、との記者の質問には「地域によって状況がぜんぜん違う」との認識を示した。「兵庫と神戸を考えてみると、(かつての)大阪府と大阪市が対抗して行政をやったような余裕はまったくない」と述べた。「各地域によって実態は異なるので、政令市と府県との関係を一律に整理しないほうがよいのではないか」と強調した。

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