久元市長「オープンイノベーションに期待」 家次会頭「世界的な知名度活用も」

20201010インキュベ視察

 神戸市の久元喜造市長と、神戸商工会議所の家次恒会頭(シスメックス会長兼社長)は10日に開催した、全室が実験室として利用できるビル「クリエイティブラボ神戸」の完成式典に出席した。終了後に報道機関の取材に応じた久元市長は「ビルのデザインも開かれた印象があり、まさにオープンイノベーションがこのビルから生まれることを期待したい」と話した。そのうえで「神戸医療産業都市が新たなステージに入ったということを強く感じた」と語った。

 さらに久元市長は同ビルに開設するインキュベーション施設について、「助成金の申請といった予算管理や、研究用試薬の管理といった研究の管理など、マネジメントの仕組みもスタートアップによって開発されたのが印象的だ」という。「そうしたスタートアップのビジネスの拡大によって、この研究施設自体が成長していくのも楽しみ」と、さまざまな形での神戸医療産業都市の成長に期待を述べた。

 家次会頭は、神戸空港からポートライナーやタクシーで約10分という利便性の高さについて「神戸空港を国際化したいと考えているので、グローバルにも発信できる、いい場所になるのではないか」との見通しを示した。さらに神戸医療産業都市に進出した企業の支援によって、「時間がかかり、成功が難しいとされているバイオベンチャーにとって、大企業ともコラボレーションできる神戸はよい場所になるだろう」と強調していた。

 続けて家次氏は同ビル内に、2018年に神戸医療産業都市推進機構の本庶佑理事長がノーベル生理学・医学賞を受賞したのを記念した研究施設が入居予定であることに言及。「グローバルにネームバリューがある場所として、(海外からの研究者など)人を引きつけることも可能かと非常に楽しみにしている」と話した。(写真は右から、インキュベーション施設「スタートアップ・クリエイティブラボ」について実験室内で説明するリバネスの丸幸弘グループCEO、久元市長、家次会頭、神戸市議会の壬生潤議長)

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