神戸新開地・喜楽館は「Go to 寄席」キャペーン 女性限定で特別割引に

20201007喜楽館提灯

 神戸市兵庫区新開地の演芸場「喜楽館」は11月中(1〜30日)、女性に限って特別割引料金で入場できる「Go to 寄席」キャンペーンを開催する。同館の自主公演である午後2時開演の昼席を、前売り、当日ともに先着30人の女性限定で1800円にする。通常の前売り料金(2300円)からは約22%、当日料金(2800円)からは実に約36%もの割り引きになる。兵庫県の補助もあって大幅な割引が実現した。

 喜楽館はかねて相対的に女性客が少なかったこともあり、キャンペーンの開催で女性客の比率を高めたい考えだ。喜楽館は212席あるが、現在は出演者や観客間の距離を確保するため88席を満席にしている。このうち少なくとも約3分の1の30席が女性で埋まる計算だ。喜楽館の窓口や、ぴあで女性専用の前売りチケットを購入できる。空きがあれば当日でもキャンペーン料金で入場できる。

 11月には2〜8日の昼席で、上方落語の中興の祖である桂米朝さんの5周忌にちなんだ「桂米朝ウイーク」を開催。長男の桂米團治さんや、テレビドラマなどにも登場する桂吉弥さんら、一門の人気者も相次いで登場する予定だ。政府の「Go To トラベル」キャンペーンは7月22日〜8月末に1339万人が宿泊に利用したという。これにあやかって、喜楽館も連日の満員に期待がかかる。

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