神戸電鉄、全147両を抗菌・抗ウイルス加工 11月末ごろに完了予定

20201007神戸電鉄抗菌抗ウイルス加工

 神戸電鉄は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を防止する目的で、車内の抗菌・抗ウイルス加工を実施すると発表した。保有する全147両(41編成)の座席やつり革、握り棒、窓など車内全般に、インフルエンザウイルスやノロウイルスなどへの効果が数年持続することが確認されている抗菌・抗ウイルス剤を噴霧。安心して乗車できる車内環境づくりを進める。

 10月中旬から順次実施し、11月末ごろまでに噴霧加工を完了する予定だ。加工を済ませた車両にはステッカー(写真左=神戸電鉄提供)を車内に貼り付ける。すでに阪神電気鉄道、阪急電鉄、山陽電気鉄道などが車内の抗菌・抗ウイルス加工を始めている。抗菌・抗ウイルス材による人体や環境への影響は、特にないという。

 神戸電鉄では駅施設の抗菌・抗ウイルス加工も実施する計画。すべての券売機、精算機、エレベーター、エスカレーターの手すりを対象とする。このほか旧型である1000系車両の41両(12編成、写真右)には、開口幅を調整できるように窓を改良する換気対策工事も予定しているという。

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