ネスレ日本、「キットカット」外袋で紙の採用拡大 海洋プラごみ問題に対応

20201007キットカット紙袋

 ネスレ日本(神戸市中央区)はチョコレート「キットカット」の包装材で、紙パッケージの採用を拡大する。今秋以降に発売する製品を含めて、一部の大容量製品や業務用製品を除くすべての大袋タイプの製品で、外袋を紙パッケージに変更する(写真=ネスレ日本提供)。海洋プラスチックごみ問題への対応として、同社は昨年9月からキットカット大袋5品で外装に紙パッケージを採用してきたが、取り組みを強化する。

 ほぼすべての大袋製品の外袋に紙を採用することで、従来のプラスチック使用時に比べて年間約450トンのプラスチック削減になると見込む。こうした取り組みは今後も拡大する方針で、ネスレ日本は2022年までに「キットカット」全製品の包装材すべてリサイクルや再利用が可能な素材にすることをめざしている。世界で最も多くのキットカットを販売する日本市場で、世界での取り組みに先べんを付ける。

 同社は紙パッケージを採用したのを契機とした、新たなコミュニケーションも提案してきた。キットカットの空き袋で「折り鶴」を作りやすくるプリントを実施したり、「お守り」を作ることができる受験生応援製品などの季節商品も販売。このほか環境に関する啓発活動への寄付金付の商品なども販売した経緯がある。今後も主力製品であるキットカットを通じた多様なコミュニケーションを展開したい考えだ。

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