神栄が荒い値動き 応用地質と連携、貨物監視システム巡り売買交錯

20191231神戸株ワッペン

終値 648円 +7円(+1.09%)

 6日の東京株式市場では神栄(3004)が乱高下した。前場に一時は前日比53円(8.23%)高の694円まで上昇したが、その後は下げに転じる場面があるなど、荒い値動きになった。取引時間中の午前10時に、応用地質(9755)と連携して、輸送中の貨物の温度、湿度、振動を記録するシステムを開発したと発表したのをきっかけ。午前10時3分には、この日の高値である694円まで駆け上がったが、その後は売買が交錯した。

 結果的に、発表をきっかけとした買いは継続しなかった。同社株は季刊情報誌の発売を受けて9月23日に一時制限値幅の上限(ストップ高)まで買い進まれた経緯もあり、発表直後は再び短期の値幅取りをねらおうと目先筋の買いを集めたようだ。ただ、収益寄与の規模が未知数であるうえ、同社株の流動性の低さも意識されたとみられ、株価が700円の節目に接近すると利益確定の売りで、急速に伸び悩み値を消した。

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