メイ米総領事が着任で久元神戸市長を訪問 「また神戸でイベントを」

20201002メイ在大阪神戸米総領事

 9月4日付で米国の駐大阪・神戸総領事に就いたリチャード・メイ・ジュニア氏は2日、神戸市役所を訪問して久元喜造神戸市長に着任のあいさつをした。メイ総領事は「私たちの最後の大きな神戸でのイベントは、アメリカンデーだった」と昨年9月に東遊園地(神戸市中央区)で開催したアメリカンデーを振り返り、「いつかまた、ぜひ神戸でイベントを開催したい」と流ちょうな日本語で、通訳を交えずに語った。

 メイ氏は文化交流などを担当する外交官として、これまでに3回、日本に赴任。東京、名古屋、福岡に駐在した。このほか英語の指導者や、メリルリンチ日本証券の広報担当者としても日本に滞在した経験を持つ。日本に滞在した年数は通算で15年程度になる。ただ神戸を訪れるのは、約20年ぶりと久しぶりだった。メイ氏は「(姉妹都市提携を結ぶ)神戸市とシアトル市がもっと交流できるよう、領事館からも協力したい」とも話していた。

 一方で久元市長は「神戸にはおいしいものが、神戸ビーフ以外にもたくさんある」と紹介した。瀬戸内海の魚が獲れるほか、郊外で野菜や果物を栽培していると説明。「特に最近はイチヂクやイチゴに力を入れているし、和食とともに灘の酒を世界のみなさんにもっと楽しんでもらいたい」と話した。加えて米国の中でも食を楽しむ文化が根付くオレゴン州ポートランドと、経済や街づくりで連携する方針であることなども、あわせて紹介していた。

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