フェリシモがストップ高 取引時間中に値付かず、今期一転の増益見通しに意外感

20191231神戸株ワッペン

 2日の東京株式市場では通販大手のフェリシモ(3396)が急伸した。取引時間中は買い気配のまま値を付けず、大引けに制限値幅の上限(ストップ高)である前日比300円(25.93%)高の1457円で、2万5400株の売買が成立。208万6600株(指し値2万7300株、成り行き205万9300株)の買い注文を残した。9月30日の大引け後に、2021年2月期の業績予想を上方修正したのが買い材料になった。通期では従来の減益見通しから一転し、最終増益の見通しになったことに意外感があったという。

 2021年2月期の新たな予想は連結純利益が前期比15%増の4億1800万円になる見通し。従来予想は71%減の1億500万円だった。20年3〜8月期も従来は最終赤字見通しだっがのが、一転して黒字を確保したもようで、収益が想定を大幅に上回った。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、自宅で過ごす「巣ごもり」消費が追い風になり、顧客数が想定以上に伸びたという。前日1日は東証がシステム障害で売買が停止だったため、1日遅れで上方修正を株価に織り込んだ形になった。

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